こんばんは。
ピクセルアニメクリエイターのおかか容疑者でございます。
本日はSteamで購入したものの途中でストップしていたため、最近再開してクリアまでできた凄まじいゲームの紹介です。

コチラの「Inscription(インスクリプション)」というゲームとなります。
「ネタバレ厳禁」ということである意味有名なゲームですね。というわけでワタシも基本的にネタバレは避けてのお話とさせていただきます。
(最後に畳んで見えなくした上でちょろっと思い出だけ語らせていただきます。ご了承ください。)
『Inscryption』はデッキ構築型ローグライトと脱出ゲームスタイルのパズル、さらにサイコロジカルホラーを血で混ぜ合わせた暗い旅へあなたを招待する。
Inscryption Steamページより
しかし、カードたちにはそれよりも遥かに暗い秘密が刻まれている…。
紹介文がいきなり怖い。
とりあえず概要だけ。
謎の部屋で目を覚ました主人公は、人なのかもわからない謎の存在と命をかけてカードゲームを行うこととなります。
ローグライク要素があるので、何度も死んでは新たな要素をオープンさせる。何度もゲームに挑んでクリアを目指していくゲームです。
カードゲーム好きならかなりハマれると思います。……といったあたりまでにしておきましょうか。
このゲーム、一度クリアをしても謎が残るんですよね。
「えっ!?」という展開がとにかく続き、それがラストシーンまで繰り返されるというか。
開発元はDaniel Mullins Games(ダニエル・マリンズ・ゲームズ)。
ダニエル・マリンズの出すゲームは全て奇抜な演出が仕込まれており、人は選ぶと思いますがワタシはむちゃくちゃ好きです。「こんなんアリかよ!?」という出来事が頻発。
あくまで私見ですが、ゲームの可能性というものをかなり広げてくれると思います。
で、「つまり……どういう事だってばよ??」という疑問が延々と残り、考察サイトもいろいろと読ませていただきました。
その中で知った新たな事実。
それは、「Discordにて開発チームが専用のコミュニティを開き、そこで新たなクイズを出し、それを解いていくことで本編の情報が与えられる」という催しをしていたようなのです。
Inscryptionのストーリーを考察したい#14.5 考察の材料が増えた話 | 書いたり、書かなかったり
(コチラのサイト様にて知りました。このブログ著者のmochimochiAkita様の考察も一通り読ませていただきました。めっちゃ面白い。)
ゲーム内だけでも散々我々を弄んでおいて、ゲーム外においてもまだ十重二十重(とえはたえ)に謎を提供して我々を楽しく悩ませるのかと。
エンターテイメント性が半端ないといいますか。こういった取り組みができるのは本当に凄いですなあ。
ワタシが調べてみて初めて知った、というわけで、「ゲームの全容を知るにはゲーム外の情報も知る必要がある」というのは賛否両論になりそうな試みだと思います。
しかしワタシはこういうのは全然OKというか、むしろ評価したいポイントですね。
単にゲーム開発をするだけでも相当なエネルギーが必要です。その上でこうしたリアルイベントのようなものを開けるというのは、開発チームの突き抜けたエンターテイメント性なくしては成し得ないことでしょう。
まさしく盤外戦術とも言えるかもしれませんが、ダニエル・マリンズの「どこまでもゲームの遊び方を追求していく」その姿勢に脱帽なのです。
最後にネタバレありでこのゲームの思い出だけ少々語らせていただきましょうか。クリア後にご覧ください。(畳んでおきます。)
ネタバレ思い出

カードのクリエイト機能は面白かったですねえ。
自慢の「外れのやかましいヤツ」と「あの放たれたロボ」。「なんてクリエイティブなんだ…」とP03を絶賛させることができました。
クリエイトカードはローコスト高火力が正義だとカルドセプトリボルトで学んだんだ。

他の誰かが作ったらしいカードが送られてくるのもナイスポイントでしたね。
コンセプトがまったく同じで笑う。
なんだかセクシーめいた名前も含めていいカードですねえ。守りたい、この笑顔。

ラストのレシー戦。
融合により超強化された、ぼくの最強の完全究極体グレートムース先生。
最初のシーンで撃破したカードを引いたらその旨をコメントしてくれるところが最高に胸熱でした。
一番関わりが長いキャラだっただけにとても悲しかったなあ。ありがとう…。
ダニエル・マリンズは2025年5月現在「パンダ・サーカス」という新作を開発中とのこと。
サブタイトルから、一番最初の作品「Pony Island(ポニーアイランド)」の続編であることが窺えます。(ご丁寧に「これはポニーに関するゲームではない」という少々意味深な一文が書かれていますな。)
コチラも時間をとって是非に遊んでみたい、そしていつもの不条理な衝撃を楽しんでみたいですね。
さて…そろそろお時間です。
またのご面会、心よりお待ちしております。
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