(サムネイル:PexelsでのAndrea Piacquadioによる写真)
こんばんは。
ピクセルアニメクリエイターのおかか容疑者でございます。
前回のお話(「テクノロジーの進歩による詐欺について。」)からの続きのようなお話。
今回もGoogleニュースより。
なかなか面白そうなニュースが飛んできました。


最近はPCのデスクトップに常駐するマスコットが人気のようです。以前にも「伺か(うかがか)」というソフトがあったようですね。そして現代はそういったデスクトップマスコットにAIを搭載しているのだとか。
このデスクトップマスコットアプリ「Vcot」は現在BOOTHでダウンロード可能とのこと。
どれどれ、と覗いてみると、基本的には無料ですが、chatGPTのAPI使用料というものがちょっとだけかかるみたいですね。
ううむ。ちょっと悩みましたが最新テクノロジーを試すのに数百円程度なら安いもの。ダウンロードしてみよう。

起動してみると何やら設定が必要なようです。

起動と同時にヘルプも開くので、ここから最低限必要な設定だけやってみました。
もともとChatGPTに登録していたのでほとんど作業もなく完了しましたが、APIキーを入れて挨拶してみても反応がタイムアウトに。
結局クレカ情報をサムに教えて5ドルだけ渡すこととなりました。

お、ちゃんと話すようになりました。

右クリックをすると詳細設定の変更が可能に。
画像・VRM(3Dモデルの種類みたいです)で見た目の変更のほか、どういうキャラにしたいか?という性格設定などもChatGPTに指示する形で変更ができます。なるほどなるほど。

というわけで、うちのこ・アマットを作成してみました。性格設定とか打ち込んでいるとついついハマってしまうんだよなこういうの……。
最初にテンプレートとしていろんな指示が書かれているのですが、指示をいろいろ削ったりしたら「申し訳ありませんが、アマットは~~なので回答することができません」などのエラーが頻発するようになってしまいました。ちゃんと指示を出すのも大変なんですねえ…。
あと「VOICEVOX」というソフトと連携してボイス付きにもできました。ずんだもんとかのアレです。ソフトのインストールだけでほぼ完了なので導入も難しくありません。
試してみた感じアマットさんに合う感じのボイスがなさそうなのが残念ですが、「自分の好きなキャラと声ありで話し合える」というのはなかなか面白いものですな。今後もたまに遊んでみようかなぁと。
また、こういった記事も拝見しました。

あの野々村真さんがAIに!?というなかなかにインパクトのある記事。
どういう事なのか?と思われるやもしれませんが、その目的は実に平和的。「老人ホームなどでお年寄りの話し相手としてAIを活用しよう」というチャレンジに野々村さんが参加したのですね。
野々村真さんと言えば「世界ふしぎ発見」。
ワタシもまだ小さかったので、当時はどんな人なのかは知りませんでしたが、和やかな雰囲気が妙に番組とマッチしていたな。と思い出します。
決して目立った存在感を放つタイプではないが、知名度はバツグン。そんな野々村さんと1対1でおしゃべりできるなら、そりゃおじいちゃんおばあちゃんも喜ぶだろうなと。
最先端技術であるAIですが、その制作現場はローカルそのもの。何時間もかけて野々村さんのデータを取っていたとのことで。
参考にできるロールモデル的なAIもまだ存在していないでしょうし、なおさら自分たちで道を切り開く必要があったでしょうね。本当大変だなあ。
もちろん、AIが技術的な進歩を遂げ、仕事などの面で人間の役に立ってくれることは望ましいことだと思います。
しかし、「人間とコミュニケーションが図れる新たな存在」として、常に人間の話を聞いて答えてくれる存在。こういった方向性の進化もまた、人間としては喜ばしい進化となってくれるのではないでしょうか。
以前の記事「ChatGPTに推しの武将を演じてもらったらとにかく驚いた話。 」でも、推しの人物とChatGPTを介して話し合うという感覚は、機械であるとわかってはいても妙に人間的で。これはこれで非常に面白い経験となりました。
人間の話す内容の意図もかなり正確に見抜き、そして答えてくれる存在がすごく身近にいる。改めて凄い世界なんだな、と思わされます。
しかし賛美だけに留まってもいけない。
このような記事もございました。

昨年2024年、このようなチャットボットと深く関わってしまったが故に命を絶ってしまった少年がいたとのことです。
少年少女に限らず、この前にも「疑似恋愛を楽しめるチャットボットによって大人の男性が自殺した」、というニュースも耳にした覚えがございます。
大人もそうですし、特に感受性の豊かな子供達はAIとの交流に必要以上に深入りしてしまう危険性があるわけですね。実際に体感した身としてはとてもよくわかる…。
この記事の最後は「チャットボットに対する注意喚起は大切だが、それ以上に実際の人間と交流する機会を設けていくことが大切ではないか」という話で締めくくられております。
ワタシも仕事場以外での人との交流というのがほとんど無い生活をしておりますので耳が痛い話ですが、「生身の人間との交流」というのは今後の世界ではますます重要になってくるのだろうなと。
テクノロジーの急発展には目を奪われてしまいますが、だからこそこれまでの生活についても時に振り返ってみる。何か大切なものを忘れてはいないか。そういう余裕は今後も常に持っておきたいものですね。
さて…そろそろお時間です。
またのご面会、心よりお待ちしております。
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