(サムネイル:UnsplashのAbigail Keenanが撮影)
こんばんは。
ピクセルアニメクリエイターのおかか容疑者でございます。
ワタシはアニメーション製作の儀式を行っている最中は、基本的にVoicyというポッドキャストを聴いております。
本日はその中で印象的だったお話を。
株式会社クロスリバー社長の越川慎司さんという方がおられまして。
一言で申すと(大変失礼ながら)なかなかの変人だと思うのですが(※めっちゃ凄い方です)、興味深い話題の提供と妙に中毒性のある雰囲気があって、ちょくちょく拝聴させていただいている配信でございます。
そんな越川さんのVoicy配信にて。
すいませんと繰り返す銀メダリストに涙が止まらない | 越川慎司「トップ5%社員の習慣ラジオ」
この放送、タイトルの通りにオリンピックの柔道の選手に対して泣いてしまった。というお話なのですが。
越川さんはその感動して泣いた直後、まだ涙が止まっていないような状態で敢えて放送を録音したんですよね。
録音するなら別に泣き止んでから落ち着いたときにしてもいいはず。自分が泣いている時の話を公開するのって、普通に考えると恥ずかしいところはあると思うのですよ。
しかし越川さんは敢えて公開した。そのおかげで、胸に来るものがある放送になっております。
これができるのは凄いもんだな、と。
人前で泣く、というともう一つ思い出すことがありまして。
以前ワタシは儀式(アニメーション制作作業)のお供として、Youtubeのライブ配信をよく観ておりました。
作業配信が好きでしたが、配信者がいない場合はゲーム配信を流したりもしておりましたね。(つい画面を見てしまうので儀式中にはあまり向いておりませんでしたが…)
そんな中、とある女性Vtuberの方がゲーム配信をしていて、悲劇的なシーンで隠すことなく泣き出したんですよね。
これまでそういった配信をあまり目にする機会がなかったワタシとしては、なかなかに衝撃的な出来事でした。
でも、そこに対して嫌悪感は一切抱きませんでした。コメント欄も非難の言葉などはなく、不思議な一体感のようなものができあがっていたな。と思い返します。
辛いシーン・悲しいシーンで泣くのってごく普通のことなんですよね。こうやって人前で泣いたっていいじゃないか。と思えるようになりました。
昔は特に「男は泣くな」、という通念が社会全体に浸透していたと思います。
泣いている姿は恥ずかしいかもしれませんが、それを見せられることはワタシとしては人間らしくて好感を持ちます。
例えば、チームのリーダーのような人がメンバーに余計な動揺を与えないために泣くのを我慢する。
こういった場面もあるかと思いますし、これはこれで状況によっては素晴らしい判断だと思います。
しかし、感極まったときに涙を流すことは、現代ではとりわけ共感を広める素敵なことなのではないかな、と。
泣くのは理屈じゃないですからね。大きな感情の揺れを表すのが泣くということなのだと思います。
泣いている姿は恥ずかしいかもしれないが、それを臆せず見せてみる。それによって周りの人も感じ入るものがあるでしょう。
完全に私事の話ですが、最近はアニメーションのインプットを増やすために、Netflixでアニメ作品を観るようにしております。
近年は特に泣ける作品も多いんですよねえ。部屋でおいおい泣くこともしばしば。
これは人前で泣く、という話ではありませんが、泣いて解放感を得るというのは何にしても良いことだなぁと。
歳を取ると感情の変化が乏しくなりやすいと思います。
時には涙を流して、大きく感情を動かすというのは、心を衰えさせないためにも大切なことなのだろうな。そう感じます。
さて…そろそろお時間です。
またのご面会、心よりお待ちしております。
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