こんばんは。
ピクセルアニメクリエイターのおかか容疑者でございます。
先日、ワタシはSteamでとあるゲームを購入いたしました。
今は遊ぶ頻度を考慮すると「ゲーマー」とは名乗れませんが、一介のゲームファンではございますのでね。
そのゲームというのが
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上!!!
ワッショイ!!!
も買ったんですが。(フジキド=サンの声とコケシマートのBGMはよかった)
今回アナタにご紹介したいのはコチラ。
その名も「Smack Studio」(スマックスタジオ)でございます。
この動画をご覧いただけるとおわかりかと思いますが、いろんなブラザーたちがスマッシュして大乱闘するゲームとなっております。
ウチにはSwitchないから助かる~!
というわけで本日はこのSmack Studioの魅力をお伝えしてまいりましょう。
アナタもぜひ、憎いアンチクショウを遙か彼方まで吹っ飛ばしてやりましょうね!!
……え?
……「記事のタイトルは釣りか」、と?
さすがの慧眼。
やはりアナタの鋭き眼光の前では、下手な隠し事はできないようだ。
よろしい。このゲームの真のパワー、本日アナタにこっそりとお伝えすることにいたしましょう。
そういうわけですので、本日はこのSmack Studioのスマッシュなゲームに関する部分についてはほとんど触れません。予めご了承くださいませ。
まあSteamで本格的にSMASHしたい場合はRivals of Aetherありますし……
運命の出会い?
2024年の8月。
ワタシは悩んでおりました。
アニメーションをもっと手早く作れないものか……
少しでも楽に早く作ることは褒められること。ワタシはちょっとだけプログラミングをかじった際にそう学んでおります。
ですのでそれに倣ってアニメーションもできる限り省エネで早く完成させたい、という欲がございます。(そもそも時間がかかりすぎているため、短くできないとしんどいというのが一番あるのですが…。)
そのためBlenderなどの3Dソフトを使ったりして、いろいろと小賢しく立ち回っておるわけですよ。
でもね。やっぱり大変なものは大変であって。
正直ちょっと心が折れておりました。
そんな中でふと、思い出したこと。
それはここで以前も語らせていただいた、アクワイアというメーカーのお話でした。(詳細は「アクワイアの「オクトパストラベラー」の制作方法に衝撃を受けた話」へ。)
この中で語られているのは、「多関節アニメーションをドットに起こすという方法」でした。
ここで話されている技術って、ワタシでも使えるものなのかな?
物は試し。
いろいろ調べてみますと、「Pixellab」というサービスが引っかかりました。
ボーンでドット絵のキャラクターを操作できる……これはすごい!!
と思ったわけですが、コチラのサービスはサブスクリプション。
機能はすごく気になりますが、制限がそれなりに厳しそうで(特に画像サイズは問題)、これだと使い続けるのは厳しい…。
しかし、このようなサービスは一般向けにも提供はされているのだ。という事実を知ることができました。
では他にもいいものはないか。もう少し調べてみますと。
なにこれ?
なんか出てきた謎のソフトが。
翻訳してみると、「Smack Studio は、3D モデルを必要とせずに 3D でスプライトを回転できる初のアニメーション ソフトウェアになります。」などと申しております。
何を言っているのかよくわかりませんが、このブログの動画を観てみると、よくわからないが何か凄いぞ……という事が感じ取れました。
2Dのドット絵を3Dのように操作できるツール。
何もわからんが、もしかしたら今ワタシが求めているものにかなり近いかもしれない。
そして、その予感は見事に的中することとなるのでした。
Smack Studioで作るアニメーション
ではここから本題。Smack Studioの真の力の一端をご紹介いたしましょう。
今回はごくカンタンにお伝えしますね。
このゲームの一番のウリは「プレイヤーのキャラクターなどを自作できる」という点でございます。
キャラクターやステージを作成するための「エディットモード」というものがあるのですね。
そしてこのエディットモードにて、イラストからアニメーションを作成する強力な技術が使われているのです。
先のブログには、このソフトでアニメーションを作成し、それをスプライトシートの形式で出力することができる。ということが書かれております。
そして、コチラのプレス情報によると「このゲームで作成したものに関しては好きなように使ってよろしい」という宣言もなされています。素晴らしい!!
もうちょっと具体的な部分に入っていきましょうか。
最近のワタシのアニメーションはこのSmack Studioを使用して作ってみております。
その中の一つであるワタシの創作キャラ、イレーナを例にして使用例をカンタンに見てみましょう。
最低限必要となるのは正面からの絵と後ろからの絵です。
まずはこれらを用意しまして、SmackStudioのエディット画面に入ります。
SmackStudioにて、先の絵を読み込んでいろいろ設定すると、このような感じでイラストから3Dモデルを作成することができるんですね。
絵の部分に白い棒がいっぱい付いていますが、これがボーンと呼ばれるものです。これを作成して絵と連動させていきます。
パーツの厚みなんかもそれぞれで調整できますよ。
試しにモデルを360度の縦回転をさせてみました。
モデルの作りこみは雑にやっているのでいろいろとおかしな部分はございますが、一枚絵からしっかりとしたモデルが作成できていることはご理解いただけるかなと。
これはただ単にモデル全体を動かすボーンを回転させているだけです。ボーンは体の各所につけておりますので、もちろんポージングも自在に取ることができます。
ポージングを取らせて出力し、それをドット絵ソフトにて手直しをするとアニメーションが完成。という流れでアニメーション作成を進めることができます。Wonderful!!
ちなみにドット絵ソフトを用意しなくても、SmackStudio上で描きこみを行ったりすることも可能。
詳しく何ができるのか?という話は公式サイトをご覧いただく方がおそらく早いでしょう。
これがSteam配信で1520円(2024年10月現在)。サブスクなしの買い切りでございます。マジで???
アニメーション作成によし、作業に疲れたらゲームでSMAAASH!してもよしの隙のないソフトとなっております。
(一人で遊ぶモードは一戦ずつ設定決めて戦うトレモみたいなモードしかないのでご注意ください。)
このSmackStudio、日本ではさして話題になってないと思われる上、Steamリリース日が2024年8月1日とめっちゃ最近です。
(ワタシが悩んで探し物をしていた時期がドンピシャでリリース日の直後だったのはまさしく運命的だったなあと。)
そのため日本語での情報量はかなり少ないと思われます。これはどげんかせんといかん。
というわけで、ワタシの方でもYouTubeの公式チュートリアルを見て学んだ使い方を、工程ごとに分けて紹介する企画をしていこうかと考えております。
なるべくシンプルでわかりやすくお伝えできたらな、と思っております。もしご興味を持たれて「コレ実際どんな感じなのかな?」とお思いでしたら今しばらくお時間をいただけますよう。
まあ公式チュートリアルを観て今使い始めるのが一番早いわけですが。アナタもやらないか。
まとめ
本日はドット絵アニメに使える新ツール・SmackStudioのご紹介をいたしました。
もともとコレを探すきっかけとなったのは自分自身の情報発信からだったわけで。
そう考えると、アウトプットするのは他ならぬ自分のためだな、と改めて感じる次第でございますね。
それはともかく、本日は軽く見ていただいただけでございますが、SmackStudioのパワーを少しばかりは感じていただけたのではないでしょうか。
具体的なお話しは今後させていただきたいと思います。とりあえずは取り急ぎお伝えする、というところまでとさせてくださいませ。
さて…そろそろお時間です。
またのご面会、心よりお待ちしております。
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