イラスト初心者にこそドット絵を勧めたい理由。

アイキャッチ画像 ドット絵


こんばんは。
ピクセルアニメクリエイターのおかか容疑者でございます。


前回は「創作活動をする意味・メリットについて考えてみた。」という話の中で、創作活動の良い点を語らせていただきました。


もちろん自分の世界というものを考えてみるだけでも得るものは多いと思います。
しかし、この(少なくとも自分にとって)理想的ですばらしい世界、この現世に具現化したい。
そうお思いの方もおられるでしょう。


自分の想いを具体的に表現する方法。
様々な活動がございますが、最もわかりやすいものとして「イラストを描く」という行為が挙げられます。


「絵が描けるようになりたい」

「でも、今までまともに絵なんて描いたことがない……」


というアナタ。



大丈夫です。
この国には素晴らしい文化が、偉大なる先人たちにより作られております。


ドット絵です。


これから本格的にイラストに取り組みたいアナタ。
3分で結構。ドット絵のメリット、少しばかり聴いてやってくださいませ。

描く際に制限がある

「いきなり欠点かよ!」
と思われるかもしれませんが、これは利点です。

ドット絵の見本イラスト
そうそう こういうのでいいんだよ


ご存知の通り、ドット絵は四角いマス目(ドット)の中で描かれるものです。
そのため、選んだキャンバスのサイズ内に全てを収めなければならないという「制限」がつきます。
一般的なイラストは余程のことがない限りは、まさに(サイズ的な意味で)好きなように絵を描けます。


「自由に描ける」というのは、「=どこまでも突き詰められる」ということ。
線にしろ塗り方にしろ何にしろ、初心者にはこの「自由さ」が逆にハードルの高さにつながる、とワタシは思っています。


ドット絵の場合、描ききれない部分を「制限のせい」にできるんですよね。


ワタシ
ワタシ

ここもっと書き込みたいんだけどなー!
ドットが足りないんだよなー!
残念だなー!ドットがなー!


と言えるので気が楽です。


味のある作品が作れる

ここは好みの問題ではありますが。


ワタシはドット絵のゲームテイストな雰囲気がとても好きです。
一般的には、ドット絵は「レトロ感」、「温かみ」があるというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。


普通にドット絵を描くだけ、それだけでもいい味が勝手に出てくれる。
これも一つのメリットと言えるかと思っています。


イラスト界隈全体から見て描き手が少なめ

pixivなどのイラストがたくさん投稿されているサイトを眺めてみてください。
多くの方はデジタルイラストにて投稿をしております。
すなわち、ドット絵での作品投稿者は比較的少ない。ゆえに「目立ちやすい」と言えます。


ワタシもよく経験していますが、たとえば二次創作(ワタシはゲームのコミュニティによく参加しています)の分野でドット絵の投稿を続けた場合。
どのゲームであれイラストの投稿をしている方は多いのですが、ドット絵の投稿って少ないんですよ。
ホント!!



そのため、界隈によっては(意図せずして)ほぼ「オンリーワン」の立ち位置になれたりもします。
ここ、割とモチベーションアップにつながる部分なので、バカにならないと個人的には思っております。


マウスでも描きやすい

「これからイラストをやろう!」と思っているアナタ。
ペンタブレットはお持ちでしょうか?

今までデジタルイラストに馴染みのない方が、ペンタブを持っている割合は少ないと思われます。


もちろん、ペンタブ無しでデジタルイラストを描くことも可能です。
しかしながら、マウスなどで描くのは正直難しいでしょう。
ワタシは挑戦したことがありませんが、かなりの練習が必要となるはずです。


そこでドット絵。


ワタシ、長いことマウスでドット絵をやっておりました。(今はペンタブメインにしています)
特に細かな部分をきっちり詰める際にはマウスだとやりやすい感触がございますね。ここはドット絵ならではの感覚じゃないかなと。
他のドッターさんでも、話を聞く感じだとマウス使いの方は結構おられる印象です。


PC所持者でマウスのない方はほとんどいないはず。
使うソフトもフリーソフトで優良なものが存在するため、道具の面でも初期投資が抑えられます。


まとめ

さて。ここまでお読みいただいた方は、きっとドット絵熱が1兆度ほど高まってしまったのではないでしょうか。
ですよね??

描く際に制限がある(強み)

味のある作品が作れる

イラスト界隈全体から見て描き手が少なめ

マウスでも描きやすい

と、ドット絵はイラスト初心者にオススメしたい要素がたくさんございます。



皆さん。
ドット絵を やろう!!


さて…そろそろお時間です。
またのご面会、心よりお待ちしております。

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